施設向け配食サービスを導入する前に、知っておきたいメリット、デメリットについて解説。施設向け配食サービスを活用するメリットやデメリットには、どのようなものがあるのかについて詳しく紹介します。
施設向け配食サービスのメリット
人件費、その他コストを大幅に削減できる
厨房設備や調理スタッフが整っていない施設でも気軽に活用できるため、人件費や施設整備費、水道光熱費など、さまざまなコストを削減することが可能です。
自前の厨房で調理するには、衛生管理が行き届いた大規模な厨房施設、大人数の調理スタッフが必要となります。一方、施設向け配食サービスでは、調理済み、なかには盛付まで完了した食事を配送。常温でそのまま提供できるのもののほか、チルドや冷凍であっても配膳する前に湯煎などで再加熱するだけで提供することができます。
栄養管理された多彩なメニューで食形態にも対応
ほとんどの施設向け配食サービスを運営する会社には、管理栄養士が在籍しています。高齢者に必要なカロリーや栄養バランスに配慮し、献立を作成。また、安全・安心で均一の品質、一口大の大きさや塩分控えめの味付けなど、高齢者の食をサポートするためのさまざまな配慮をしてくれます。
たんぱく質調整食や塩分調整食などの各種調整食のほか、やわらか食や刻み食、ムース食などの多彩な食形態に対応しているサービスもあるため、施設厨房で個別の身体状況に合わせた調理、加工をする必要もありません。
フレキシブルなオーダーで保存も可能
施設向け配食サービスの提供は、1日3食長期契約のみではありません。朝食のみ、週末のみなどの提供にも対応しており、少ない食数からの注文も可能であるため、小規模施設や短期、単発の注文にも対応可能です。
配食サービスは、常温のほか、チルド、冷凍の3つの温度帯から選択することができます。冷凍食材であれば長期保存が可能であるため、非常用備蓄食材としても活用することができます。サービスによっては、食数の急な変更にも対応してくれるケースもあります。
施設向け配食サービスのデメリット
食材コストが割高になる
施設向け配食サービスは、完全調理品として納品されることがほとんどであり、自社工場などで製造、調理、加工されるのが一般的です。材料費や人件費などがかかっているため、同じメニューを自前で作るよりも価格が割高になってしまうことがあります。
しかし、安全・安心、栄養バランスやカロリーも考慮された食事を調理することなく提供できることを考えれば、決して高い価格ではありません。施設厨房で毎日献立を作成し、個別対応にも配慮した食事を調理する手間、人件費などを考慮すれば、1食あたりの価格は安くなります。
配送対応エリアが限定されている
施設向け配食サービスを提供している会社は、設けている拠点や工場の関係から、配送できるエリアが限定されていることがあります。特に、常温のお弁当などを注文する場合には注意が必要です。一方、拠点や店舗を幅広く展開しているサービスでは、施設に近い店舗から配送されるため使い勝手が良く、食中毒リスクも低減できます。
冷凍調理品を全国対応で提供している施設向け配食サービスも少なくありません。味や品質が劣化することなく、納品された後でも施設で保存することができるため非常用備蓄食材として活用することもできます。
おすすめ
介護施設向け
配食サービス3選

- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
(アイサービス)
- 1日当たり
- 693円(税込)~
(※一部の離島に関しては配送条件が異なる場合あり)
- 独自の調理方法により、少量のムース食でも十分な栄養価が摂れる
- 1施設1担当の専任制で、管理栄養士が献立作成から監査対応の帳票準備、栄養マネジメントまでサポート
- 特養での導入において、療養食加算取得率100%を達成(※2010年2月〜2026年4月実績)
- デイサービス
- グループホーム
(グローバルキッチン)
- 1日当たり
- 685円(税込)~
(※一部の離島に関しては配送条件が異なる場合あり)
- 昼食のみや単品のみ、1人前、行事食の単発購入にも対応
- 注文から最短3日で納品なため、急な食数増減にも対応できて無駄がない。納品日は曜日・時間帯指定可能(※日曜を除く/地域により金曜・日曜を除く)
- 契約制ではなく「会員登録制」なため、事前登録しておけば必要な時のみ発注可能
- サ高住
- 有料老人ホーム
(クックデリ)
- 1日当たり
- 740円(税込)~
(※一部の離島に関しては配送条件が異なる場合あり)
- 料理研究家が企画段階からテスト調理・サンプルチェック・改良まで監修
- 季節の行事や二十四節気、旬の食材を活かした献立を考案し「食の楽しみ」を演出
- 施設の状況に合わせ、「朝食だけ」「土日だけ」「一品だけ」など部分導入が可能
※参照元:アイサービス公式HP(https://ai-service.jp/rakuraku-gozen/)2026年6月1日調査時点

